転職が決まらない人の特徴「志望動機の弱さ」

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志望動機が弱い

志望動機が弱い

転職活動を始めてから1社目の企業ならともかく、転職がなかなか決まらない状況になってくると、その都度考えなければならない「志望動機」が悩みのタネになってしまうことがあります。「この会社に入りたい」という強い気持ちを持とうと思っても、いくつも選考に落ち続けていると、志望動機が弱くなって、より一層転職が決まらなくなるという負のスパイラルに陥ってしまいます。

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志望動機とは何かを考える

「志望動機の弱さ」は、転職がなかなか決まらない人に見られる特徴のひとつです。しかし、志望動機は書類選考でも面接でも必要になる要素なので、転職準備の段階でしっかりと考えてある人がほとんどでしょう。それにもかかわらず志望動機が原因で選考から外れてしまうということには、やはりそれなりの理由があるはずです。そこで、転職が決まらない人に多い志望動機の特徴を参考に、まずは志望動機とはそもそもどういう意味なのかについてもう一度考え直してみる必要があるでしょう。

応募理由と志望動機が混同してしまう

「得意なことを生かせる分野で働きたい」は、応募理由としてはごく普通のことですが、志望動機とするには弱いものになってしまいます。例えば、「英語を生かせる仕事がしたいので御社に応募しました」を志望理由にすれば、「それなら他にもいろいろな企業があるから、うちでなくてもいいのでは?」と思われてしまうでしょう。「自分のやりたいこと」ができる企業だから応募するのは間違ったことではありませんが、「なぜこの企業なのか」という部分がはっきりしないと、志望動機とは言えないものになってしまうのです。

よく調べずに志望動機を決めてしまう

応募する企業で何をやりたいか、どのような分野で貢献できるかを志望動機としてアピールするためには、その企業のことについてよく調べる必要があります。しかし、志望動機が弱い人は、この点をややおろそかにしてしまう傾向があります。「将来性がありそう」「いろいろなことを学べそう」など、具体的な根拠なく「なんとなくそんなイメージがある」ということをそのまま志望動機として差し出してしまうと、企業側は「この人はうちの会社のことをあまりよく調べていないな」と感じるでしょう。企業のことを調べているかどうかは面接をすればすぐにわかることなので、調べていない人は熱意がないと判断され、そこで落とされてしまうのです。

志望動機を強くするために

最初の選考を通過したら、次に続く選考の段階に備えて志望動機をより厚みのあるものにしていく必要があります。説明会や面接などで企業の人と接して感じたことや入手した情報は、二次面接など次の段階に進んだ時に志望動機の根拠として付け加えることもできるでしょう。自分がやりたいことだけでなく、企業の求めることにどう応えられるのかを盛り込むことができれば、志望動機は説得力のあるものになるでしょう。

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    転職活動をする際に心強い味方となってくれるのが、「転職エージェント」です。今では多くのエンジニアが活用していますが、使い方次第ではもったいない利用の仕方をしているかもしれません。できれば転職エージェントは1社だけでなく、複数登録する方が選べる求人が増え、多くの選択肢の中から理想に近い求人を探せるでしょう。また、担当者へは自分のアピール材料となる情報に加え、希望する収入額などを正直に伝えることも大切です。

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